個展
Entropic Circulation
揺れのある循環
2021
Installation
BUoY
2021年までに制作したインスタレーション作品を再構 成し、今あるはずの未検証の要素を「見る」ために、実験・ ドローイング的なインスタレーション空間を設えた。今作 では会期中も手を加えながら、その全体像に揺れを持ちな がら進行する。インスタレーション作品を継続して制作す る中で、その行為や起こる現象が無限に循環していくよう でいて、一度として元には戻らず、その全てが不可逆的な 循環構造の中にある感覚と出逢う。この感覚を“Entropic Circulation(揺れのある循環)”と仮に呼び、それ自体に ついて見ることから思索するために空間を設えていく。